ヒロアカで轟家の長男で轟焦凍の兄の轟燈矢。
この轟燈矢が敵連合の荼毘だということがヒロアカ第290話で判明しました。
轟燈矢の過去については作中で少しずつ小出しに登場していました。
現在は
エンデヴァーとの過去
燈矢はどうやって生き残ったのか
荼毘となった経緯
など
荼毘=轟燈矢についての気になる過去はほぼ全て明らかにされています。
今回はその轟燈矢=荼毘の過去についてみていきたいと思います。
目次
荼毘=轟燈矢の過去①個性婚で生まれる
エンデヴァーは輝かしい実績のあるヒーロー。
しかし自身ではオールマイトを超えるヒーローにはなれないと悟り、No.1ヒーローになる夢を子供に託そうとします。
エンデヴァーの個性は炎を扱う「ヘルフレイム」
個性を使うと熱がこもり続けるという自身の弱点を子供に克服させるために個性婚をしようと考える。
その弱点を克服するために選ばれたのが氷叢冷（冷の旧姓）。
エンデヴァーは冷の氷の個性
氷叢家はエンデヴァーの富と名声
を目的に結婚。
エンデヴァーと冷の間に第一子の轟燈矢が生まれる。
荼毘=轟燈矢の過去②エンデヴァーを超える個性
エンデヴァーの息子の轟燈矢はエンデヴァーと同じ炎を扱う個性。
氷結の個性を宿してはいなかった。
ただエンデヴァーを超える火力を出すことができ、エンデヴァーをも上回る才能を持っていた。
燈矢は幼少期、エンデヴァーからプロヒーローになるための英才教育を施されていた。
ただこの頃は後に生まれる焦凍の時ほど常軌を逸した訓練をしていたわけではないようで
エンデヴァーは愛情を持って
燈矢は父親に憧れを持って
お互い訓練をしてたようですね。
燈矢も訓練も苦でもなく、父親に必殺技を教えてほしいと訓練をせがむなどかなり前向きに取り組んでいたようです。
荼毘=轟燈矢の過去③個性でやけどを繰り返す
轟燈矢4歳の頃。
ある日個性で腕にやけどを負ってしまう。
その後も個性でやけどを繰り返すことが気になったエデンヴァーは病院で検査を受けさせた。
結果は･･･
燈矢はエンデヴァーの個性の炎を持って生まれてきたが、体質は母親の氷結の個性を受け継いでいる。
やけどの原因は
炎による耐性を持っていないためだった
エンデヴァーを超える火力があることが仇となり、体が耐えられないことからやけどを繰り返していた。
燈矢は日に日に母親の持つ氷結の個性が色濃く出始め、髪の毛は白くなっていった。
そして年齢が上がれば、当然炎の個性の力も強くなる。
燈矢のやけどは多くなっていった。
荼毘=轟燈矢の過去④ヒーローの夢を絶たれる
轟燈矢は炎の耐性を持っていないことがわかり、個性を使うことを禁止するエンデヴァー。
エンデヴァーは燈矢にヒーローになるこを諦めさせようとする。
しかし幼いころからオールマイトを超えるヒーローになるという夢を託されてきた燈矢は納得いかない。
毎日訓練をして、毎日新しいやけど負って帰って来る日々。
燈矢の心配をしながらもエンデヴァーはオールマイトを超えるという目標をまだ失ってはいなかった。
燈矢にオールマイトは超えられない
と感じたエンデヴァーと燈矢の溝はどんど深まっていく。
荼毘=轟燈矢の過去⑤轟焦凍が生まれる
冬美・夏雄が生まれて燈矢が8歳になった時。
ついにエンデヴァーが待ち望んでいた半冷半燃の個性を持った焦凍が生まれる。
父親の求めていた半冷半燃の個性を持った焦凍が生まれたことで、エンデヴァーの目がなお一層自分に向けられなくことに焦った燈矢。
エンデヴァーの目が自分に向くようにこれまで以上に一人で特訓をする。
全身にやけどを負ったような状態で帰ってくる燈矢。
エンデヴァーはヒーロー以外の世界に目を向けるように燈矢を諭す。
しかし燈矢が聞き入れるはずもない。
嫉妬する燈矢はまだ赤ん坊の焦凍に襲いかかるような精神状態になっていた。
これを機にエンデヴァーは焦凍を隔離。
燈矢・冬美・夏彦の三人と一切関わらせないようにする。
荼毘=轟燈矢の過去⑥エンデヴァーに見てほしい一心で特訓を続ける
5年後轟燈矢は13歳。
変わらず焦凍は隔離されていた。
燈矢は冬美・夏雄と遊んだりと一見外の世界に目を向けたように振る舞っていたが、その姿はあくまで表向きで、裏では隠れて個性の訓練を続けていた。
この頃燈矢が心を許していたのは夏雄のみ。
夏雄にだけはエンデヴァーへの恨み辛みなど感情をぶつけていた。
しかし当の夏雄は燈矢の話を聞くのを疎ましく感じていた。
冷は燈矢が山に行っていることに気づくも訓練を辞めさせることはできなかった。
荼毘=轟燈矢の過去⑦燈矢の死
轟燈矢13歳の冬。
瀬古杜岳で個性の訓練を続けていた燈矢は体の成長に伴い、個性も成長。
燈矢の個性の炎は赤から蒼へと変化していた。
エンデヴァーに認めらてもらいたい一心の燈矢は瀬古杜岳にエンデヴァーを誘う。
しかしエンデヴァーは行かなかった･･･。
涙を流す燈矢は感情が高ぶり、突如体から発火し、炎が制御できなくなった。
炎はそのまま山に燃え広がり燈矢は炎に焼かれて死亡した。
と思われたが･･･
荼毘=轟燈矢の過去⑧燈矢はオールフォーワンに助けられる
瀬古杜岳の山火事から3年後、轟燈矢は目を覚ました。
黒コゲになっていた燈矢は寸前のところで助けたのはオールフォーワンだった。
燈矢の体は損傷が激しく、欠損した個所は再生組織補い、顔も変わっていた。
そして燈矢の力は大きく弱体化してしまっていた。
弱体化した燈矢だったが、エンデヴァーに見てもらいたいという気持ちは変わっていない。
オールフォーワンの言葉に耳を貸さずにすぐに家に戻った。
しかしそこには以前と変わらず、焦凍を鍛えるエンデヴァーの姿。
エンデヴァーだけではなく、もう轟家は誰も燈矢のことを見ていない。
燈矢の存在は過去となっていた。
改めて自身が失敗作だったことを思い知らされた燈矢。
ここで轟燈矢は本当の意味で死亡します。
そして燈矢は荼毘として生きていくことを決める。
荼毘=轟燈矢の過去⑨10年後姿を現わす燈矢
ドクターは轟燈矢を死柄木弔の身に何かが起こった時の保険と考えていたが、失敗だとわかりそのまま放置していた。
燈矢の体は動き始めた以上、一月と持たないと思われていたからだ。
10年後･･･
燈矢はドクターの前に姿を現わした
まだ燈矢が生きていることに驚くドクター。
燈矢はエンデヴァーへの憎しみという一点だけで、その命をつなぎとめてた。
その後燈矢はブローカー義爛の紹介で敵連合に加入した。
さいごに
ヒロアカで描かれてきた轟家の過去。
荼毘の正体が轟燈矢だということは割と早い段階で予想はされていました。
ただ轟燈矢についてはいろいろ不明な点がまだありましたよね。
第350話で轟燈矢の伏線の全てが回収されました。
ここでもやはりオールフォーワンが絡んでいたんですね。
ただ荼毘が敵連合に加入してきたのはいろいろな偶然が重なったことによってですが。
そもそも燈矢はあとひと月の命でしたからね。
最終決戦で焦凍とエンデヴァーと接触する荼毘がどういった最後を迎えるのか？
もしかしたら燈矢が知らない過去がまだあるのか？
最後にもう一盛り上がりがありそうですね。
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死柄木弔の個性
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本ページの情報は2022年12月時点のものです。
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