幻影旅団 過去

ハンターハンターの第395話のノブナガの回想。
ここで突如幻影旅団がまだ少年時代だった頃の過去が明かされました。

ハンターハンターが連載スタートしたのが1998年のため、24年越しの幻影旅団の伏線回収でした!

幻影旅団の過去編は見ごたえがあり、今後幻影旅団のメンバーの見方が変わりそうなくらいのストーリーでした。

今回はその幻影旅団の過去編をみていきたいと思います。



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幻影旅団の過去編

幻影旅団のメンバーのほとんどは流星街出身。
「何を捨てても許される」と称される流星街は国際人民データ機構で管理する国民番号(戸籍)もなく、世界から切り離された場所。

1500年以上前から廃棄物処理場となっているため、世の中的には無人とされているが、実際には800万人もの人々が生活している。
住人は廃棄物を利用することで暮らしてます。


過去にハンターハンター第102話で幼少期に流星街で暮らす幻影旅団のメンバーと思われる回想が一瞬登場しました。

始めはただ欲しかっただけ



言葉も気になりますが、やはり注目はビデオテープ!!
このビデオテープが何を意味するのか!?

ビデオテープは幻影旅団の過去を語る上で重要なキーになるはず!!

・・・と時が流れること20年数年・・・。


もうあのビデオテープのこと忘れていた読者もいたはず笑。

なんと!ハンターハンター第395話で幻影旅団の過去が突如描かれました!
そしてビデオテープが何だったのかが明らかになります!


一本のビデオテープから始まった幻影旅団

幻影旅団がまだ幼かった過去。
ゴミの中から見つけた一本のビデオテープ

流星街の大量のコミの中からビデオテープを見つけてはしゃぐクロロとフランクリンとシャルナーク。
そこに自身のナワバリからビデオテープを奪ったと言いがかりをつけてくるウボォーギンが現われる。

フランクリンはビデオをクロロに渡して、ウボォーギンと喧嘩を始める。


しかしクロロが逃げる先に現れたのはフィンクスとフェイタン。
二人はクロロからビデオを奪おうとします。

クロロは機転を利かせて別のビデオをフィンクスとフェイタンに渡す。


勢力としては

クロロ・フランクリン・シャルナーク
ウボォーギン・マチ
フィンクス・フェイタン

の3つが小競り合いを起こしている感じのようですね。


いきなり登場しましたね。
第102話の伏線の回収!!
あの一瞬登場したビデオテープは何だったのか!?
という謎が。


ビデオテープの中身はカタヅケンジャーの映像

ビデオテープを持ち帰るクロロが訪れたのは教会。
鑑賞室でパクノダと中身を確認する。

ビデオテープの中身は・・・

世界で大人気の「清掃戦隊カタヅケンジャー」というヒーローの映像

が映っていた。


しかし映像で話されている言葉は外国語でクロロ以外は内容がわからない。

そこでクロロは映像に吹き替えすることを考え付く。

パクノダはサラサとシーラ誘ってみると二人はやる気満々!
クロロは脚本を作成する。

カタヅケンジャーの上映は来週の日曜日に教会でやることが決まった。


カタヅケンジャーの上映会

カタヅケンジャーの上映会の日。
教会では来てくれた子供たちに神父さんがお菓子を振る舞っている。

そこに現れたウボォーギンは怒りを露わにして登場。
自身のナワバリからビデオを持ち去ったクロロに上映会の後、楽しみにしてろと脅す。

そしてフィンクス・フェイタンも上映会に訪れていた。
最年少のサラサは一切動じずにフィンクスにお菓子を一緒に配ってと頼み、渋々ながらも協力する。


上映会が始まった。
映像が清掃戦隊カタヅケンジャーなことに子供たちは大喜び。

子供たちは映像が自分たちにもわかる言語なことに驚いていた。

吹き替えは大成功!

かに思われたが・・・途中ビデオがデッキにビデオが絡まってしまい、映像は止まってしまった。
流星街だからしかたない・・・とあきらめる子供たち。
ウボォーギンもクロロを煽り立てる。


そこにクロロが壇上に登場。
クロロは映像の続きを生でやり始める。
クリンブルーやクリンイエローなどいくつもの配役をクロロがやっていたことに会場はどよめき出す。

ここで映像が再開され、シーラとサラサとパクノダも壇上に上がり、会場は大盛り上がりをみせた。


大盛況のうちに幕を閉じた上映会だったが、教会の前ではウボォーギンが仁王立ち。
クロロは勝手にビデオを使ったことは事実のため、ケリは付けるとウボォーギンの元に向かおうとする。

しかしここでサラサが間に入り

「クロロ!お前本当はスゲェー奴なんだな!オレは見直したぜ!このヤロー!」

「吹き替え♪」と素直になれなそうなウボォーギンの言葉を代弁した。


ウボォーギンは次の上映会で自分も怪人役で参加したいと言い、クロロを素直に認めて二人は和解した。



ナントカ旅団と名乗ることに決める

クロロを中心にまとまったメンバーで開催された上映会は大成功。

ただ物語が進んでいく内に登場人物が多くなり、人手不足は否めない。
そこでいっそ団員を募集する?
という話が出る。


自分たちって何団なの?
とフランクリンは素朴な疑問をつぶやく。

ウボォーギンは劇団だろと言うが、ノブナガの劇団よりも旅の一座というイメージというのを聞いたパクノダが「旅団」という名前を提案。

話し合った結果、ナントカ旅団と名乗ることに決まった。


ウボォーギンのやりたい事

ビデオにはカタヅケンジャーの映像が8話分入っていた。
できれば今後のためにビデオの続きを見つけたいが、流星街で続きのビデオを見つけるのは不可能に近い。

みんなはクロロがオリジナルのストーリーを作ることを勧める。
ただクロロ的にはビデオがあってこそのショー。
そのため、できればビデオの続きを見て進めたいという気持ちがあった。

まだストックが3話分あるのでどうするのかはまた今後考えてみることになった。


クロロとあれだけ揉めていたにもかかわらず、ウボォーギンは上映にノリノリ。
ウボォーギンは何か熱中するものが欲しかったが、それがわからずにただただ暴れていた。

しかし今は欲しいモノとやりたい事が見つかった。

クロロはウボォーギンに「ウボォーさんのやりたい事って?」と何気なく聞くと

「お前と劇で世界中を巡って世界一の悪役になる事」



旅団のみんなが集まっている中、仕分け作業の当番ということで先に帰っていた。
一人で帰ったことを心配するクロロ。

サラサはウガ森で捨てられた大量のビデオテープを見つけていた。
その大量のビデオテープの中からカタヅケンジャーを発見して、みんな驚かせようとサラサは企んでいた。

そんなとき・・・子供たちを攫っていると思われる人物たちの人影が。
流星街の警戒も厳しくなってきたことから、子供たちを攫うのも潮時と感じていた。

ただ最後に一匹見つけたら、たっぷり楽しんでいくかと何やら不穏なことを動きを見せていた。
そして車はウガ森を入っていく。


サラサの行方

カタヅケンジャーの上映会当日。
フランクリン・ノブナガ・サラサが15分前になるのにまだ来ていない。
フランクリンとノブナガはいつものことだが、サラサが遅れることはめずらしい。

心配になったクロロたちはサラサのいる集落を探しに行く。

サラサは昨日みんな集まった後、集落に戻っておらず、集落外に出ていたことがわかった。
目的はビデオテープを探すため。


そんな中、カタヅケンジャーの上映時間を迎える。
上映開始時間となり、登場したのはクロロ。

登壇したクロロはカタヅケンジャーの上映の中止を伝える。

昨今の流星街は子供の誘拐・失踪が多発している。
その中でサラサが昨日から行方不明になっていることを伝え、涙を流す。

クロロの言葉にみんながサラサを見つけるために動き出す。


旅団のメンバーが中心となり、サラサを見つけるために奔走する。

そしてクロロとウボォーギンはウガ森の近くでサラサの持ち物を発見。
ウガ森へと入っていく。


袋の中身とメモの内容

ウガ森へ行くと木にぶら下がった袋とナイフで刺されたメモがあった。
一目見た瞬間に全員が何が起こったのか理解していた。


クロロは袋の中身を確認するためにウボォーギンに袋を下ろすように頼んだ。

袋の中身は・・・サラサだった。


全員が失意に打ちひしがれる中、頑なにメモの内容を言わないクロロ。
文字がわかりメモの内容がわかるのはクロロだけだった。


レンコの念能力

サラサの亡骸はエンバーマーのレンコによって、遺体をできるだけ元の状態に復元するエンバーミングという技術でほぼ元通りに修復されていた。
最後にサラサにお別れを言い、カタヅケンジャーのビデオも入れる。

マチはレンコのエンバーミングに興味を持ち、自分にもできるようになるかと聞いてみた。
レンコは「無理ね」と即答。

サラサに施したエンバーミングは技術ではなく、特殊能力と伝えた。
レンコの使っていた念。

この念のオーラはマチには見えていた。
レンコはマチに乳母衆の許可があれば、いつでもいらっしゃいと告げ、キリモリ谷までタダでいけるという何かしらの札を渡した。


クロロの3年後の計画

サラサとの別れ後、ウボォーギンはすぐさま犯人を探しに行こうとする。
そのウボォーギンを制するかのようにクロロは

3年待ってもらえる?

と告げた。


クロロは自分の力と流星街のシステムの二つを14歳になる3年で整える。
3年で何が変わると苛立つウボォーギンにクロロは

サラサを殺害した犯人は自己顕示欲の強い自分のため、必ず映像を残している。
クロロは通信技術の進歩する中で犯人は映像を今後流出させると踏んでいた。
ただ普通に流出させるとすぐに問題となってしまう。

そのため犯人たちは映像を抜け道を使って流出させる。
その流出させるルートをあらかじめ作っておいて、引っかかってきた者の中から犯人をあぶりだす。

という計画を立てる。

旅団のメンバーがクロロに賛同する中、シーラだけは悲し気な顔を見せながら、去っていく。

クロロの3年後の計画

犯人に近づくための知恵・道具
犯人を見つけた時の力・技術

3年はこれらを身に着ける準備期間。
という考えに全員が賛同する。


クロロはみんなにもう一つ大事なものがあると告げる。

流星街でサラサのような犠牲を出させないために自分の人生を捧げる覚悟!!

流星街に悪党がよりつかないほど悪名を轟かし、残りの人生を悪党として生きることを決意。

クロロは旅団のリーダーとしてウボォーギンに一緒に付いてきてくれるかを聞いた。
ウボォーギンの答えはYES。

しかしリーダーはクロロ。
リーダーがクロロなら死ぬまでついていくと答えた。

そして3年が経過する・・・。



さいごに

最後にハンターハンターの過去編いろいろ見ごたえがありましたね。

ビデオテープは何だったのか?
幻影旅団の結成秘話
幻影旅団の目的
など

いろいろな伏線が回収されました。


これから幻影旅団が登場するたびに、この過去編のことが頭をよぎりそうです。
それくらいインパクトの多い回でしたね。

⇒ハンター×ハンター 記事まとめ

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